Analogue Life

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工藝デザイナーの井出八州が、お茶の“ブレンド”と“ロースト”を基本に、日本各地の厳選したお茶を提供する櫻井焙茶研究所のオリジナル茶缶のデザインを手掛けました。

茶筒をつくるにあたっては、櫻井焙茶研究所の所長を務める櫻井真也氏がお茶を淹れる仕事に20年以上携わる中で、「自分が想うこれからの茶筒」を追求することからはじまりました。

櫻井氏が茶筒を持ってから茶葉を急須に入れる所作、一連の流れを考えた結果、保存用の道具として用いられている茶筒に「掬う」機能を加えることで、茶筒の新しい可能性を引き出しました。また、茶匙の曲線の角度、位置、高さ、長さのベストな形、そして、茶筒のラインや開けた時の美しさ、機能性の両立を工藝デザイナーの井出八州氏と検討を重ね、さらに、サイズや容量についての調整は開化堂と行い、精密な技術により「波茶筒櫻井」が誕生しました。

この茶筒には櫻井氏の「100年・200年と世界中の方々に愛されるものになれば」との願いが込められています。

*さまざまな茶葉を入れてお使いください。
*使用されている淡黄銅は経年変化で少しずつ色が変わります。

企画：櫻井焙茶研究所 櫻井真也
製作：開化堂
デザイン：工藝デザイナー 井出八州