Analogue Life

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京都の木版刷り職人が一枚ずつ刷り上げたうちわで、機械印刷では出せない味わいがあります。柄は阿以波にある古いうちわ用木版画よりスフェラがセレクト。太湖石というのは、中国蘇州の太湖にある穴の多い複雑な形の奇石のことです。
（香袋とともに届けられます。扇ぐたび、ほのかに香りをうつした風を送ります）

「京うちわの技法」
京うちわはうちわ面と柄が別々に作られ、細骨を放射状に並べて後から柄をつける「差し柄」の構造となっているのが大きな特徴です。京うちわは16の工程を経て制作されます。骨加工、うちわ紙加工、裏張り加工、最後に、全てを合わせる仕上げ加工をしてようやく完成です。 すべてが熟練の職人による手作業で多くが阿以波ならではの技術。 材料は最良のものが使われ、嵯峨などの寒冷地の平地で4～5年生育した真竹を使用。「うちわ」は本来、邪気を祓う道具であったことから 夏の暑気払いの贈り物として江戸時代よりお中元として人気があったそう