Analogue Life

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幼少期に過ごした南伊豆の大自然に多大な影響を受けている荒川さん。

倒木や立ち枯れした樹木、自然が石垣を覆っていく姿や四季を通じてゆっくりと変化していく石の肌など、荒川さんは自然の経年変化の美しさに魅了され、これらの自然の姿を切り取り、現代の生活空間に適した道具を制作しています。

素材は一般的な美しい木材だけでなく、虫食いや穴、空洞といった物語性のある材に心惹かれるそうで、それらを木工旋盤と手作業により成形されています。また、彼の作品の特徴でもある漆や地の粉、錫等で作られる独特な質感は、彼が過去に美術館で見た、ボロボロに使い込まれた漆器に感じた「美」や自然が変化していく中で生まれる「美」を表現しています。

*漆で仕上げていますので、直接、料理を置くこともできます。
*しっかりと乾燥させてからおしまいください。